時刻堂 blog

鉄道・建築・古書など古いものをこよなく愛するサークル「時刻堂」と、魚住まやの日記&情報発信基地です.   
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ニノミヤ

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ニノミヤはシャッターを閉ざしている。
内部には電気が灯り、窓が開けられているなど人の気配は確かに感じられるのですが…
パーツランドだけ「ニノミヤ」として業務を継続する期間が長いのは、返品などの諸手続きのほか、特売によって在庫を処分しなければならないためのようです。
それにしても、ニノミヤのホビックス・パーツランドに立ち寄らないというだけで、ずいぶん日本橋めぐりがあっけなく終わってしまうことに今更気付いた。
特別ニノミヤが好きとか、意図的に買物をしよう…という「ひいき目」はなかったはずだと感じていたのですが(確かに安さはありがたかった)、いざ行けなくなってしまうと大変さびしさを感じます。
…これはもしかしてツンデレ…!!

しかしニノミヤが廃業を決めたことで、ホビー…特に中古の鉄道模型には異変が起こる予兆も。
フィギュア類は店によって得意分野?や偏りのようなものがあり、同じ品物でも値段の高低に結構違いが出ますが(ニノミヤのほうが高いものもあった)、中古鉄道模型は車両の人気や生産状況などで一定の値段が割り出しやすく、またニノミヤの価格設定が日本橋全体でも安めだったため、相対して他の模型店の値段が上がってゆくのでは…との危惧もあります。地域内の安い店がなくなったら、安さで張り合う必要がなくなるためです。杞憂なら良いのですが。
ニノミヤの鉄道模型売場に、同業者が出没してその品物を買ってゆく(そして買っていった店が、値段を上乗せして自店の商品として売る)という、古本で言うところの「セドリ」に匹敵する状況もあったのですから…(量産品なので似た品物はどこにでもあると思われますが、改造品・破損品・パッケージに書き込みがある商品などは固体ごとの特徴があり、その見覚えのあるものがゴッソリ他店に移動しているわけです)。
なんでも他店では、ニノミヤが閉鎖となってから普段より目に見えてお客が増えたらしく、特に買取の品物を持参する人が周辺の店に流れているようです。某鉄道模型店で、店員がそのように会話していました。
もっとも、ホビックスに関しては譲渡先によって後日に一部業務が引き継がれるらしいという予測もチラホラ出ているので、閉まっているのは一時的なものである可能性もありますが、以前のような安めの価格設定までが引き継がれるとは限らず、日本橋の中古鉄道模型地図が塗り変わりつつあるような気がしないでもないです。
あと、3階のフィギュア売場の心配?。
フィギュアは流行・人気などが大きく作用する品物なので、一時的とはいえ閉店状態が続いていると、店内の商品はどんどん鮮度を失っていってしまいます。
発売された時点で作品のブームが終了していたため、フィギュアとしての出来映えは申し分ないのに新製品が3〜4割引などで叩き売られてしまう…という不運なフィギュアも稀にあります。お店だけではなく、メーカーですらその時期を計るのが厳しいのです。
先述したように、もしどこかの店が業務を引き継ぐとしても、閉店したときと再開したときでは品物の価値が違ってくることは想像に難くありません。鉄道模型とは違って、流行のサイクルがかなり早いフィギュアならではの事情です。特に時期を逃して売れ残るとなかなか売れない宿命があるので、閉鎖された店舗の奥で眠っている品物があるとすればもったいないです。
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